小児STで良かったこと
2024/05/31言語聴覚士の中でも割合が少ないと言われている小児STですが、、、
今回は、小児STで良かったなぁと思うことについてまとめます。
目次
保護者の方に感謝されたとき
個別でお子さんの様子をフィードバックするときや、日常生活の相談を受けるとき等、保護者の方と密に接する機会がたくさんあります。
今後の方針やリハビリの内容を丁寧に説明したり、要望に沿った支援を実施することで保護者との信頼関係が築かれます。
直接感謝の言葉をもらえる機会もあるため、やりがいに繋がります。
訓練の成果を感じたとき
お子さんの発達段階に合った訓練内容を考えて実施した後、お子さんの状態が改善したり、良好になると自分が介入できて良かったと感じます。
対象のお子さんが好きなキャラクターを用いて訓練課題を考え、お子さんにとってリハビリや療育の時間が楽しいと感じてもらえると尚良いですね。
「今日を楽しみにしていた」と言ってもらえたとき
私がお子さんと関わるときに大切にしていることは、お子さんに「一緒に遊ぶと楽しい」、「褒められて嬉しい」、「共感してもらえて安心する」、「また遊びたい」等、訓練や療育の時間が楽しい時間になるような対応を心掛けています。
未就学のお子さんは、良い影響も悪い影響も吸収しやすく変化しやすいため、お子さんにとって少しでも良い影響を与えられるように気を付けています。
新しいおもちゃや絵本が知れる
療育で使用する療育教材はたくさんあります。
保護者の方から「おすすめの絵本は何ですか?」、「このおもちゃ買います。家でもやってみます。」などのお声をいただく機会があります。
お子さんに合う教材を提案できるようになると保護者の方との信頼関係も深まっていきます。
以上、小児STでよかったことでした!
少しでも小児STについて興味を持ってもらえると幸いです!
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このコラムでは、臨床や経験に基づくこと、豆知識、問題提起など様々なトピックを扱います。
執筆者はplus‐STスタッフのほか、色々な職場・働き方・ジャンルで活躍されている言語聴覚士に依頼していく予定ですので、リクエストもお待ちしています。
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文:言語聴覚士 藤澤