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療育教材~絵本編~

2024/04/19

前回は、おすすめの療育教材サイトを紹介しましたが、今回はおすすめの絵本を紹介します。

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絵本を活用する機会

療育の中で絵本を活用する機会は多くあります。

絵本を注視できているか(行動面)、絵本の内容を理解できているか(短期記憶)、絵本に出てくる物の名前を知っているか(語彙の拡大)など絵本を通して児の課題や目的に合わせて活用方法は多岐に渡ります。

また、家庭でも読み聞かせを習慣にしてもらうことで親子間のコミュニケーションを支援することができるかもしれません。

ノンタン遊ぼうよ(全23巻) キヨノサチコ作(偕成社)

ノンタンとノンタンのお友達がかわいくて自然に笑顔が出てきます。

「ノンタンぶらんこのせて」では、ルールを守ることの大切さ(順番を守る等)を学ぶことができます。

また、お子さんと一緒に数を数えることで数唱や数字への興味・関心を養うことができます。

さらに、ひらがなの読字が進むと、STとお子さんで交互に読み進めるなど音読向上につなげることもできます。

おかいものおかいもの さいとうしのぶ作(ひさかたチャイルド)

絵本でおかいものごっこが楽しめる絵本です。

セリフにはメロディーがあり、テンポよく進めることができます。

おかいものをする食材をコピーして裏にマジックテープでつけるなど、使い方を工夫することで手作りの療育教材を作成することも可能です。貼って剥がすなどの動きを通して微細運動の向上も促すことができます。

また、おかいものをする食材を視覚・聴覚で覚えるなど短期記憶の向上も期待できます。

絵本を読み終わってから実際に事物を使ったおかいものごっこに展開することもできます。

いろいろバス tupera tupera作 (大日本図書)

乗り物が好きな子もそうじゃない子も楽しめる絵本です。

絵本を通して色の理解、語彙の拡大、動作や擬態語・擬音語の理解などを促すことができます。

絵本を読み終わってから「一番最初にバスに乗ってきたのはだれ?」などクイズを出題することで絵本の内容理解や短期記憶の向上を育むこともできます。

どうぶついろいろかくれんぼ いしかわこうじ作(ポプラ社)

型ぬき絵本になっており、「お子さんがめくってみたい!」と意欲が増すような工夫がされています。

「なにが隠れているかな?」、「なんの鳴き声かな?」など想起する力を養うことができます。

また、色々な色の動物が登場します。色の認知や語彙の拡大を促す目的で療育に取り入れることができます。

わにわにの本 小風さち作(福音館書店)

わにわにシリーズの本は、木版画の絵のタッチがあたたかみを感じます。

「わにわにのおふろ」という絵本では、お風呂に入って上がるまでの一連の流れが描かれています。

読み終わった後、絵本の内容をもう一度振り返えることで内容理解につなげたり、起こった出来事を順序立てて説明する力を育むことができます。

ぺんぎんたいそう 齋藤慎作(福音館書店)

ペンギンのマネをして一緒に体操することで体を動かしながら楽しめる絵本です。

絵本を通してペンギンやSTの動きを模倣する力を養えるため、ビジョントレーニングの一貫として療育に取り入れることができます。

かわいいてんとうむし メラーニ・バース文(大日本絵画)

てんとう虫が立体になっており、絵本に興味のないお子さんでもでさわって楽しめる絵本です。

ページをめくるごとに一匹ずつ少なくなっていくてんとう虫…。

お子さんと一緒に数唱したり、数字を指でなぞったり、数に興味を持つきっかけ作りにも活用できます。

以上 療育でおすすめの絵本の紹介でした!

まだまだたくさんありますが、個人的には、バムとケロシリーズの絵本も大好きです。

次回は、療育教材~おもちゃ編~ご紹介します。

一つでも参考になると幸いです。

文:言語聴覚士 藤澤 

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