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言語聴覚士の転職活動 

2024/11/1

こんにちは、plus-STの渡邉です。 

こちらをご覧になっている言語聴覚士のみなさんのなかには、転職を考えておられる方もいるかもしれません。 

そんな方に、私の経験談をシェアします。 

なにかしら参考になれば幸いです。 

リハビリ職特化型転職サイトへの登録 

転職を考えてはじめにやったことは、転職サイトへの登録です。 

リハビリ職に特化した転職サイトに登録しました。 

結果からお伝えすると、このサイトで転職を成功させられたわけではありません。 

しかし、出勤可能範囲で複数の求人情報を見つけることはできました。 

ではなぜこのサイトを使わなかったのか。 

個人的なつながり

信じられないようなタイミングで、作業療法士の先輩から「うちに来ないか」と声がかかったからです。

その先輩は、高校も養成校も最初に勤めた病院も同じでした。

ある日、「世界を見てくる!」とのことで退職され、ご友人とともに世界一周の旅へ出られたアクティブな人です。

オーストラリアで語学学校に通いながら高齢者施設でボランティアとして働き、その後世界を旅されていたと記憶しています。

そんな先輩が帰国後、開業2年目の訪問看護ステーションでリハビリ部門を立ち上げた話は耳にしていました。

そこへ転職して来ないかと打診があったのです。

 

病院から在宅の世界へ飛び込みたかった私にすれば、まさしく渡りに船。

すぐに職場見学に伺い、先輩や管理者とお話をしました。

そしてこの訪問看護ステーションへの転職を決意します。

退職と入職の段取り

転職の道筋が立ってからは、退職に向けて動き始めました。

当時常勤の言語聴覚士は病院に私1人という状況だったので、退職希望時期の3ヶ月前に退職の意向を上司に伝えています。

上層部から呼び出しを受けてかなり強い引き止めに何度も遭いましたが、私の意志は固かったことと転職先が決まっていたこともあり、その都度丁重にお断りしました。

 

とはいえ、後継の言語聴覚士さんが決まるまでは人知れずハラハラしました。

身勝手に思われるかもしれませんが、患者様に迷惑はかけたくなかったのです。

私の退職数日前になりようやく内定を出した方がいると聞き、安堵したことを覚えています。

新しい言語聴覚士さんとは直接会っての引き継ぎができなかったので、丁寧に業務マニュアルを作り、連絡先を残して退職しました。

 

その一方で、入職に向けた動きもありました。

入社書類の提出や制服採寸などの他、入社前研修も受けています。

これらに加えて、介護支援専門員の実務研修も受けている時期だったので、非常に忙しい毎日を過ごしていました。

今思えばなんとも無謀でしたが、新しい世界にわくわくしていたのだと思います。

言語聴覚士の転職市場の変化

ここまで書いた経験談は、2015年度末、つまり10年近く前のことです。

最近、再度転職情報を検索する機会があり、いくつか変化を感じたことがあったのでシェアしますと…


・リハビリ職に特化した転職サイトが増えた

・言語聴覚士の求人数も大幅に増え、一般的な転職サイトでも多く取り扱われるようになった

・一般企業での募集もある

・常勤だけでなくアルバイトやパートの他、派遣やスポットバイト、在宅ワークといった多様な就業形態での求人も見られる


どれも私の主観ではありますが、以上のような変化を感じました。

言語聴覚士の知名度が上がり、働く場所も働き方も自由度が増していると思います。

転職サイトを利用したり、エージェントの手を借りたり、個人で活動したり、方法もいろいろあります。

転職を検討されている方は方法を1つに絞らず、多方面からアプローチしていくと、理想の職場とご縁が繋がりやすいかもしれません。

さいごに

今回は私の転職経験談をお伝えしました。

働きながらの転職活動はなかなか大変です。

 

このときはすんなりと転職先が決まりましたが、自分の希望する条件で検索をかけるところから手間がかかります。

また、履歴書や職務経歴書を提出先に合わせて推敲したり、職場見学や面接の予定を組んだりする必要があり、就業中だと時間を捻出するのに苦労すると思います。

途中で投げ出したくなることもあるでしょうし、比較検討した結果現職に留まることももちろん1つの道でしょう。

転職で果たしたい目的を明確にし、焦らずに突き進む勇気と根気を持って、転職活動に取り組んでみてください。


さて次回は、私が転職先として選んだ訪問看護ステーションでの業務についてお伝えします。

病院から訪看に転職した私にとっては、未知の世界が広がっていました。

ぜひご覧ください。

このコラムでは、臨床や経験に基づくこと、豆知識、問題提起など様々なトピックを扱います。
執筆者は企画の和久井のほか、色々な職場・働き方・ジャンルで活躍されている言語聴覚士に依頼していく予定ですので、リクエストもお待ちしています。
コミュニティもしくは 「お問い合わせ」フォームまで、皆様のご意見・ご感想をお待ちしています!


執筆者 渡邉睦美(言語聴覚士)

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